OLがまんがを読みまくるブログ。

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【少女漫画/女性向け漫画:好きな漫画紹介】暁のヨナ(白泉社/花とゆめ)※ネタばれ注意※

好きな漫画紹介第一弾は、暁のヨナ

 

 

50音順で好きな漫画を紹介することにしました。

 

少女漫画→少年漫画(恋愛要素多め)→少年漫画(恋愛要素少なめ)の順で紹介しますね。

少女漫画紹介ブログのつもりだったのに、整理してみたら少年漫画の方が好きな作品多かったという…。(あれ?)少女漫画の方がたくさん読んでるはずなのになぁ。

ま、それだけ少女漫画は厳選されたもの(かつ、有名過ぎないもの)になってると思いますので、ぜひ読んでやってください。

今回は私と同年代の方に響きそうなものにしたので、りぼんとかなかよしとかの作品は省きましたので何卒ご了承を…。

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前置きが長くなりました。

暁のヨナという作品ですが、実はすでにけっこう前にアニメ化もされている人気作です。今のところ最新刊は29巻、30巻は8月見込みです。あとちょっとですね。楽しみ!

少女漫画で20巻超えは相当人気の証拠です。

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名前からもこの第1巻表紙からもわかるように、おそらく韓国をモデルにした話なのではと思いますが、本編はまったくの架空の国(高華国)を舞台にしており、韓国は出てきません。

 

ズバリ、この作品の見どころは3つ。

①ヨナ姫の成長

②ヨナ・ハク・スウォンの関係

③個性豊かなキャラクター(イケメン)

 

① ヨナ姫の成長

わたくし、昔からがんばる女の子が大好きでして。少年漫画を見ては、ヒロインががんばるシーンにわくわくしたものです。最初は弱かったヒロインが活躍したときなんか、感激します。ワンピースでいうと、ナミが初めてクリマタクトで戦ったシーンとかね。

 

話が逸れましたが、ヨナに詰まってるのはそういうわくわく感です。

 

最初はわがままで無知で恋やおしゃれにしか興味がなかった王女のヨナが、ある事件によって城を追われ、苦しむ民の生活を知り、戦の痛みを知り、それでもなお愛しい者を守るために武器をとる必要性を知ります。

憎しみに囚われることなく、ただ民と仲間を愛し慈しむ彼女には、昔のわがまま姫の面影も玉座や権力に固執する卑しい姿もありません。それを見ていると、彼女が最後にどういう答えを出すのか、最後まで追ってみたい気持ちにさせられます。

 

燃えるような赤毛をなびかせて誇り高く生きるヨナはとてもかっこよく、民と仲間を愛し苦悩する言葉には思わず涙が浮かびます。

 

「知ろうとも 知りたいとも思わなかった 私の責任
だから私は闘うの」

 

②ヨナ・ハク・スウォンの関係

この物語において欠かせない存在が、ヨナの従兄で初恋の人のスウォン(画像1枚目)と、ヨナの従者で今も行動を共にするハク(画像2枚目)です。

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 物語初期のこの3人の関係性を表すとこんな感じ。

ヨナ(優しいスウォンが幼い頃から好き。)

スウォン(恋愛無頓着。でもヨナ姫のことは妹のように大切。)

ハク(ヨナとスウォンがうまくいってほしい。その二人が治める国を護りたい。でも本音では、ヨナのことが幼い頃から好き。)

 

三角関係ですよ!大好物です。大抵、片思い男子のことを好きになる私。(とな怪ではヤマケンが好き笑)ここでも例に漏れず、私はハクの味方です。

顔も性格も腕っぷしも、何から何までかっこいいです。

例えるなら、カードキャプターさくら桃矢お兄ちゃんでしょうか。

ヨナの成長を喜び、常に支え、(ときに過保護に)護ってくれます。

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物語の途中までは、スウォンを忘れられないヨナに対して恋心を押し隠しつつ、ときどき想いがあふれて暴走してしまうハクが最高です。

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この画像の箇所以外にも、けっこう頻繁に暴走します笑

暴走していないときは、ヨナをからかってばかりですが、基本的には「従者」としての立ち位置を重んじ、そこから出ないようにしています。

 

一方スウォンは、優しい従兄という立ち位置から一転、ヨナの父から玉座を奪い、ヨナとハクの二人と敵対関係になります。彼は恋愛関係に無頓着かつ、政治などの大義に集中していたので、ヨナと敵対関係になってしまってから、ようやくヨナへの想いに気付き始めたように思えます。

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敵対してから初めての再会。マントの下にヨナを隠して、自分の部下の目からかばうスウォンからは、無自覚に今もヨナのことが大切であることがうかがえます。

ハクが「かっこいい」なら、スウォンは「美しい」男子だと思います。例えるならテニプリの不二みたいな感じ。にこやかにぽやんとしているように見えて、聡明です。最初は物語の敵のように思われますが、だんだん、彼にも何か事情がありそうな気もしてきたり、ヨナとハクのことを本当は大切に思っていることが伝わってきて、素直に嫌いになれない存在です。おそらく、彼は物語における本当の敵ではないのでしょう。

 

長い間スウォンへの想いに苦しんでいたヨナですが、次第に近くで支えてくれるハクに惹かれていきます。ハク派の私にはうれしい限りです。

最初は「ハクの片想いに気付かないヨナ」という構図だったのに、「ヨナから想われていることに気付かない(片想いに慣れ切った)ハク」という構図に関係性が変化しました。だんだんラブラブになってきている二人がとても楽しみです。

また、以前はとても仲が良かったハクとスウォンの現在の関係性もとても切なく、必見です。

 

③個性豊かなキャラクター(イケメン)

 ここまで読んできた方は驚かれるかもしれないのですが、暁のヨナはけっこうギャグ要素満載の漫画です。お腹が痛くなるくらい笑ったこともけっこうあります。

そのギャグ要素を作り出しているのが、ハクをはじめとするイケメンキャラたちなのです。その証拠に、ヨナはハクのほかに4人のイケメンと1人の美少年を従えて旅を進めるのですが、その一行の名前は「暗黒龍とゆかいな腹へりたち」です。未読だと意味わかんないと思いますが、読んでると爆笑ですww

彼らはヨナを護るため、もしくは個人的な理由からヨナと行動をともにし、家族のようになります。

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1枚目の画像の男の子がユンくん。自称美少年。一行においては料理・裁縫・医術・地理と多方面で頼りになる男の子。常識人でツッコミ役。お母さん的存在。戦力は0。

アニメではテニプリリョーマ役の皆川純子さんが声優!

 

2枚目の画像の左上がジェハ。ハクにたれ目と呼ばれています。一行の中ではお兄さん的存在。フェミニスト。戦闘力高。ヨナに惹かれてる?

 

左下がキジャ。ハクに白蛇と呼ばれています。一番ヨナに心酔していて、生真面目すぎる性格のおぼっちゃん。戦闘力高。ヨナに惹かれてる?

 

右上がゼノ。いつもにこにこ能天気。けっこう壮絶な人生歩んでるし、幼く見えるけど実は一番精神年齢高そう。戦闘力は低いですが防御力は高いです。

 

右下がシンア。寡黙で心優しい男の子。いつも仮面をつけて、肩にリスを乗せています。リスの名前はアオなんですが、似合わな過ぎて(笑)プッキューと呼ばれてます(プッキューって鳴くから)。戦闘力高。

 

なぜこんなにも彼らがカラフルなのかは、読んでみればわかります。

彼らが仲間・家族になってくれたことで目に見えてヨナは明るくなったし、物語の雰囲気もギャグシーンが増えて明るくなりました。

 

ちなみに、私が一押しのキャラがもう一人いまして。イケメン枠ではないのですが…。

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カン・テジュン。高華国の王族(空の部族)に従う四部族のうちの、火の部族の部族長の次男です。登場当初は小物感満載。ヨナと結婚して玉座を奪うことをもくろんでいたりしました。でも、作品中一番成長した人かもしれないです。その変わりっぷりに、だれでも好感度ぶちあがること間違いなし。そして、作中屈指の変顔キャラ。感情だだ洩れで、彼が出てくると漏れなくギャグ回になると言ってもいい笑

最初はヨナのことは利用してやろうとしか思ってなかったみたいですが、今は心底惚れています。その純粋で思わず応援したくなる想いと、面白すぎるギャグシーンで、私はハクの次にこのキャラが好きかもしれない笑

 

ハクたちのかっこよさにときめきつつ、ときに涙、ときに大笑いできる作品です。ぜひ一度ご一読ください!

https://www.hanayume.com/hanayume/yona/